★豆知識について
ここに掲載されている情報は、お客様からのご要望にて、セフティックス活用のガイドライン的な情報です。詳細につきましては、
お問い合わせ下さい。また、吊り作業を行う際には、有資格者の指示に従い、関連法規に基づき、遵守し、安全な吊り作業を行って下さい。
☆豆知識 1) 吊り作業例
【吊り作業例】![]() ◇上記図は、基本的な吊り作業となります。 (許容範囲内であれば、上記4種全て同一セット作業可) ![]() ◇本体とワイヤーロープ ![]() |
豆知識@ : 左図の吊り作業は、吊り荷が許容 範囲内であれば、全て同一セット行 えます。 ※サイズ毎のW/R交換不要。 豆知識A : L形擁壁・L形コーナーに限らず、 あらゆるコンクリート二次製品( ボックス・二分割製品・アーチ形状 製品・特殊製品)等1点吊り作業化か ら8点吊り作業までの実績と経験が あります。 豆知識B : 脱型→反転→施工までの一連の作 業が可能に・・。 〔独自開発の一連反転作業〕 ※全ての作業をマニュアル化。 豆知識C : 2t用〜最大50t用セットまで・・ 全てに2重、3重の安全対策。 〔本体とW/Rの関係・・他〕 目指してきたのは、3S(スリーエス) Safety(安全)Simple(簡単)Save(省力) 豆知識D : セフティックス吊り作業とW/Rの みの吊り作業との違い。 ※ セフティックス使用による吊り作業の場合、(左 図参照)1本のW/Rが両側へ垂れるため、全ての W/Rへバランス良く負荷がかかり、遊んでしま うW/Rが無い。 ※ W/Rのみでの3点吊り・4点吊りの様な多点吊 りの場合、負荷割合の偏りや遊んでしまうW/R が発生し易く、結果、限られたW/Rによる強引 な吊り上げ作業となる事がある。 |
☆豆知識 2) 弥次郎兵衛効果
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◇ 左図矢印の様に、ショルダー・セフティックス・バランシー の特徴として、本体部を引っ掛けたフック等を基点(軸)に左右が 上下に動きます。 この動きにより、吊り荷(二次製品等)とW/Rへの衝撃を軽減し 吊り荷・W/Rへの安全補助的効果があります。 |
☆豆知識 3) セフティックス / バランシー セット方法(基本編)
【@:2点吊り】 【A:4点吊り】 【B:3点吊り】![]() |
<EX.> 【@:2点吊り】→ 重い側を A(B) とした時、 軽い側 B(A) となります。 【A:4点吊り】→ 重い側を A&C (B&D) と した時、軽い側 B&D (A& C) となります。 【B:3点吊り】→ 重い側を A&C とした時、 軽い側 B となります。 ※ @Aの場合は、どちらを重い側にし、どちらを 軽い側にするかは、任意となります。 ※ Bの場合は、B 側が1点絞りのため、軽い側と なります。 |
☆豆知識 4) バランスとW/R
※荷重バランスの制限。
(吊り荷を強引に吊る事無く、各吊りピースに対する荷重バランスも考慮し、安全な吊り作業を行って頂きます。)
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《安全にご使用して頂くために・・。》 ※ 吊り荷の重心は、必ず吊り索内で行って下さい。 (重心が吊り索外の場合、大きな荷振れの原因になります。) ※ 重心位置は、左図の様に 4:1 ( 若しくは 1:4 )以内で作業を行って下さい。 (制限を越えての作業は、水平吊りが行えない場合もあります。) ※ 吊り索外側の荷重が、吊り索内の荷重より、重くならない様に作業を行って下さい。 ※ 最小吊り荷重は、セット許容荷重の15〜20%を必要目安として下さい。 (2t用の場合、荷重量300〜400kg以上) ※ 左右各W/Rにかかる負荷割合が異なる場合、片側にかかる負荷は何れも表示許容荷 重の 1/2 以内にてご使用下さい。(W/R1本当) |
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※左図緑色∠を巾角、オレンジ色∠を吊り角とします。 注意: 吊り荷の重量が1tonの時、1tonの力では吊り上げる事は出来ません。 また、左図の吊り角等によっては、W/R耐力等に吊り角係数を考慮 しなければなりません。 吊り作業は、吊り∠60°以内を基本として行って下さい。 (∠60°= 吊り角係数1.154) |
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※ 水平吊りのコツ! 1- 左図(L型擁壁等)の様に、おおよその重心位置が 解る場合は、セフティックス(クレーンフック)は重 心上にて、静かに吊り上げます。 (バランスの良い水平吊りの基本は、重心上での吊上げ) 2- 重心が解らない場合は、重心位置と予想される 位置にて一旦静かに吊り上げます。このとき軽い 側から吊り上がり、バランスをとるために重い側 は軽い側へ移動しようとします(この移動が荷振れ となります。周囲の状況・安全確認を充分に行い、 静かに作業を行って下さい)。 3- 2-の連続作業として、吊り上げ後、荷は傾いた 状態になりますが、セフティックス(クレーンフッ ク)下に重心がきています。そのままの位置で静か に荷を降ろし、W/Rを一旦弛ませ、再度静かに吊 り上げます。 ※- 狭小にて吊り上げが困難な場合は、荷を地切り せずに少し荷を吊り上げます。このとき軽い側から 吊り上がりますので、一旦荷を降ろし、吊り上がっ た軽い側とは反対側へクレーンを移動させ、調整を 行います。 |
☆豆知識 6) セフティックス W/Rについて
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※ セフティックスに使用するW/Rの長さは、左図矢印範囲内の長さ(有効範囲長さ)を 示します。 ※ 実際のW/Rの長さは、本体ドラムに巻きつける分長くなります。 ※ W/Rは、必ず指定ロープをご使用下さい。(長さ等特注対応可能) ※ 日々の点検を怠らず、早め早めの交換をお勧めします。 |